3.11から3年が過ぎる日を前に・・

思うところはいろいろあっても正直、言葉にまとまらない。
あれは史上最大級の自然災害だと言い切るほどの見識や勇気にほど遠い自身に、慄然とさえしてしまう。
「たいていのことは調べればわかります」と言っていた好みの井上靖の詩集「傍観者」をけさ、開く。
昔日の彼の回顧展で論語が色紙に記されていたのを、鮮明に思い出す。
「逝(ユ)くものは斯(カ)くの如きか、昼夜を舎(ス)てず」
<過ぎ去っていくものはみなこのとおりなのだ>と川を眺め不遇を嘆く老いた孔子に私はとうてい、なれはしない。
心的な自己矛盾を解消させ得るまで、3.11はつねに身近な事象であり続ける。

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