事実(fact)=真実(truth)なの?

「ファクトが示している」と、昨日の衆院予算委員会で野党質問者から経済対策を問われた安倍総理は胸を張って答えた。
この場合、事実と訳す表現なのだろう、昨夜からのテレビ報道やけさの新聞紙上にかまびすしい。
テレビドラマ「半沢直樹」の演技とセリフ回しで強烈な印象をうえつけた堺雅人は、法曹界がテーマの次作「リーガルハイ」でも注目を集めているという。
思い返せば、アメリカ独立宣言の地で起きた同性愛の白人弁護士が被告になり、当初はそれを忌み嫌っていた同職の黒人が裁判でタッグを組む映画「フィラデルフィア」、ともに別作品で主演男優のオスカーに輝くトム・ハンクスとデンゼル・ワシントンの迫真のたたずまいで耽溺も、被告が同僚女性弁護士から「ファクト」を連発される法廷シーンがなにより痛ましかった。
その国から強く求められている、この国の特定秘密保護法制定。
「報道の自由」や「知る権利」を毀損しない保障は、国家が請けおってくれるの?
そも軍事面の集団的安全保障うんぬん以前に、市井の民びとの個別的安全保障をしっかりガードして後の議論ではないかしら、ね。
事実がすべて真実と確信しにくい、フリーのジャーナル現場主義で生きる一人として。

カテゴリー: 中村美彦のどさんこ元気塾 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です