おすこやかな新年をお過ごしでしょうか?

大晦日の深更から、ふと「排除ないし純化」の論理と「この道しかない」の共通項に思いをよせている。
自民党に愛想尽かした若手改革派の武村正義さんを党代表にかつぎ、新党さきがけを立ち上げた一人が鳩山由紀夫さんで1993年だった。
その盟友と彼が袂を分かつことになるのが、1997年の旧民主党の発足時。
いわゆる住専疑惑がらみもあったのか、巷間も揺らした排除の論理という表現はその年の流行語大賞にも輝く。
友愛を熱く語るご本人に間をおかずラジオ収録インタビューすると、「排除じゃありません、強いて言えば純化ですか」の物申されよう。
なるほど、生粋の工学系出自らしく「まじりけを除いて純粋にする」か、「邪心などない」か「酸化」もあり得る説明と当時は受けとめた。
が、昨年末の総選挙での政権与党サイドのワン・フレーズ・コピー「この道しかない」は、まさに選択肢の巾を狭めるだけせばめさせた排除の論理そのものへ帰結できる。
祖父に鳩山一郎元総理をいただく方はゆえあって政界を引かれたようだが、同じ宰相経験者で尊崇してやまない岸信介さんを母堂の父に頂く現職が唱える多様ないわば純化路線、市井がそうたやすく応じるとは思えませんが。

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